夏休み期間にどの程度勉強できるのか?

いわき市の小学生・中学生のみなさん、こんにちは!

T’s学習塾(ティーズ学習塾)です。

 

前回のブログで、「夏休みの計画」についてお話しました。

 

↓前回のブログ

夏休み前のこの時期は何をすべき?

 

夏休みというまとまった時間は、これまでの復習をする絶好のチャンス。3年生は特に、

 

[char no=”2″ char=”もち”]この機会に今までの5教科の復習を全て終わらせてしまおう!![/char]

・・・と思うかもしれませんが、受験生だからといって今まで学習したものを全てこの夏休みで補おうとする必要はありません。

1~2教科だけ、もしくは1年生の1~2学期の内容だけ、などで構いません。

理由はひとつ。

夏休みだけでは時間が足りないからです。

 

[char no=”1″ char=”あかじろう”]えっ!!だって夏休みって1か月以上あるし、授業もないし、十分すぎるくらい時間があるでしょう![/char]

 

確かに夏休み期間は豊富に時間があります。

ただ、その時間すべてを勉強に回せるかといえば難しいですよね。集中力だって途切れやすいはずです。

ですので現実的な話、1日3時間勉強すると仮定してお話させていただきます。

 

例えば、夏休みが約35日あるとします。

1日3時間勉強すれば、35日×3時間=105時間。

105時間勉強できることになります。

 

ここで、今までに学習してきた内容・・・今回は「数学」の内容を振り返ってみましょう。

数学は1年生で7単元、2年生で7単元、そして3年生の1学期までで2単元学習しております。

合計16単元です。

 

もし、夏休み期間に数学のみ全て復習し直すとなると・・・

1単元あたり約6時間半となります。

 

正負の数や文字と式などは6時間半も必要ないかもしれません。

ただ、証明や利用問題など、単元によっては10時間以上必要になると思います。

特に数学の場合、分からない部分の説明を読むことよりも、計算を解くこと自体にかなり時間を要してしまいます

 

つまり、極端な話、105時間あったしても「数学を復習できるかどうか」程度の勉強量にしかならないのです。

 

そう考えると、やはり夏休みだけですべてを復習するには「時間が足りない」と言わざるを得ません。

 

ですので、もしこの夏休みに「頑張ろう!」と思っているみなさんは、

1教科にしぼって基本~応用をしっかり理解する

②英単語や理科社会の語句、漢字、基本計算など、広く浅く全教科の基礎復習のみをおこなう

など、ある程度方針を決めて勉強するのがおすすめです!

 

ぜひ、参考にしてみてください。