いわき市の小学生・中学生のみなさん、こんにちは!
T’s学習塾(ティーズ学習塾)です。
本日は、昨日お話しした「読書感想文」の書き方を、実際の例を挙げながら考えてみましょう。…たとえば「ごんぎつね」を読んだ際のメモはこんな感じになります。
[char no=”2″ char=”もち”]国語の教科書にも載っているので、だれもが一度は読んだことがあるのではないでしょうか。[/char]
(1)この本を選んだ理由
→とても有名な本だから興味を持った。本屋さんですぐに見つけられたからすぐ買って読んだ。
(2)本のあらすじ
→「ごんぎつね」という名前の狐が「兵十」という人のウナギを盗むいたずらをする。あとから、そのウナギは病気の母に食べさせるためのものだと知って後悔する。それからごんぎつねは毎日くりや松茸をプレゼントする。しかし、兵十が「また盗みに来た」と勘違いして撃ってしまい、ごんぎつねは死んでしまう。
(3)心に残ったところ
→ウナギを盗んだことを後悔して心をいれかえたところ。兵十とのすれ違いが起こりごんぎつねが死んでしまうところ。
(4)自分の経験
→ペットのハムスターが死んでしまったときとても悲しかった。ごんぎつねが死んでしまったときの兵十も同じ気持ちになったと思う。
(5)まとめ
→ごんぎつねは初めはいたずらをする悪い狐だったけど、心を入れ替えて、兵十のためにプレゼントをする優しい狐になった。だけど、ごんぎつねは動物だから兵十と上手く気持ちを伝えあうことができず、悲しい結果になってしまった。だから、①気持ちを伝えることは大事。②動物と話すことはできないので動物には優しくする
いかがでしょうか。
いきなり原稿用紙を前にして作文を書くよりも、メモをするだけなら気持ちが楽なので、すいすい書けると思います。
みなさんが読む本は、今回の例に挙げた「ごんぎつね」よりもページが多い本だと思います。
そのため、あらすじなどをまとめるのは難しいかもしれませんが、頑張ってみてくださいね。
[char no=”1″ char=”あかじろう”]次回は、このメモをもとに読書感想文を書いていきますね![/char]