いわき市の小学生・中学生のみなさん、こんにちは!
T’s学習塾(ティーズ学習塾)です。
中間テストも間近ですね。
全教科共に新学年に入り、難しくなったと思います。
その中では中学3年生の理科が難しいと思います。
中3理科は「イオン」を学習します。
このイオンがなかなか難しいです。
簡単にイオンを説明します。
イオンとはなにか?
目に見えませんので、後々になってこういう風に考えたら筋が通るということから生まれた概念です。そのためイオンがなにかよくわかっておりません。
そのため、とりあえず電解質と呼ばれる物質は水にとけたらその物質はイオンになると覚えるしかないのです。
イオンとはどのようなものか。
分子が水中で電離し、陽イオン(プラスの電気を帯びたもの)と陰イオン(マイナスの電気を帯びたもの)になります。水中以外ではイオンにならないので注意しましょう。
なにが陽イオンになって、なにが陰イオンになるかはきまっているので覚えましょう。
周期表の左側の原子は陽イオン、右側は陰イオンなので、周期表を覚えられる人はそっちも参考にしてください。
原子番号1~20まで覚えられれば良いですよ。
一番左側の原子がイオンになるとどうなるのか?
左側はH(水素)、Na(ナトリウム)、K(カリウム)がありますが、これらは左側にあるので陽イオンになります。
H+(水素イオン)、Na+(ナトリウムイオン)、K+(カリウムイオン)
また、Mg(マグネシウム)やCa(カルシウム)はどうでしょうか。
これらは左から二番目にある元素なのでなんと2+というイオンになります。
Mg2+(マグネシウムイオン)、Ca2+(カルシウムイオン)
F(フッ素)、Cl(塩素)はどうなのか。
右側にあるので、陰イオンになります。
F–(フッ化物イオン)、Cl–(塩化物イオン)
一番右側のAr(アルゴン)やNe(ネオン)、He(ヘリウム)はイオンになりません。
これらは特別な元素です。
と長くなるのでここまでにしたいと思います。
いかがでしょうか。
なんとなくイオンの規則性がわかりましたか?
これは今回の中間テスト内容のほんの一部です。
しっかり復習しましょう。
理解できると中和や電池などの理解も速いので覚えるようにしたいですね。